2001年11月26日

米国Streambox社製ライブ映像圧縮配信システムの販売を開始

東洋エンジニアリング株式会社(TEC、取締役社長 広瀬 俊彦)は、米国Streambox社(シアトル、最高経営責任者:Bob Hildeman)との間で、同社の開発したLANやインターネット回線を活用したライブ映像圧縮・配信システム(Streambox RMS)を産業用に販売する契約を締結しました。

Streambox社の技術は、リアルタイムで高解像度(VHS~DVD画質)の動画を、フルサイズ画面でインターネット配信するもので、必要とする送信帯域速度も30kbps~8,000kbpsと、PHSや通常インターネット回線からブロードバンドまでカバーしています。
Streambox社のライブ映像圧縮・配信システムの核となるRMS Codecは、テキサス・インスツルメント社製TMS320C6000 DSPに装備され、エンコーダー、RMS管理サーバ、クライアントソフトでシステム化されることになります。

高解像度のライブ映像配信システムは、商業施設、研究開発施設、プラント、工場、道路・鉄道など交通設備、政府関連施設等において、ますます需要が高まっており、以下の点で現状の問題点を解決するソリューションとなっています。

1. 独自の圧縮技術による解像度向上
今までのように写っている映像が不鮮明で、文字が判読できない、車のナンバーが読み取れない、人相が判別しないなどの問題点が高解像度の映像画質により画期的に向上します。
2. 複数のカメラによる映像
複数のビデオカメラからの映像をクライアント側で選択的、あるいは同時にモニターすることができるマルチチャンネル方式です。
3. IP接続による配信
TCP/IP接続によりLANやインターネット回線で複数のユーザに同時配信でき、クライアントはTCP/IP接続が出来れば世界中で受信する場所を選びません。
4. 必要帯域速度が可変
画像の圧縮率(画質)とフレーム数の調節が可能で、その設定により必要帯域速度を30 kbps~8 Mbpsで選定することが可能です。従って、ユーザは保有の環境とニーズに合わせて配信仕様を選定することが可能です。
5. 録画、オンデマンド再生
ライブ映像を配信すると同時にサーバ側で録画する機能を有しており、クライアント側からオンデマンドで再生が可能です。この場合は、サーバにおいて、Streambox社が提供する別の高度圧縮ソリューションACT-Lが機能し、低い送信帯域でもきわめて高解像度の映像をストリーミング配信することが可能です。従って、特に注目される場面の詳細映像のオンデマンドによる配信や再生、データとしての記録等も可能となっています。
6. 家庭用テレビでも受信可能
Streambox社のセットトップボックス(STB)を用意することにより、家庭用のテレビでも受信可能で、難しいパソコン操作も不要です。

TECでは、このStreambox RMSを遠隔監視用のみならず、インターネット会議システムや質の高い音と組み合わせたライブ映像配信システムなどの形でも商品化していく計画です。

TECとStreambox社の今回の提携に基づくライブビデオ圧縮配信システムをはじめとするStreambox社製ソリューションの販売は、ブロードバンド時代を迎えたインターネット動画配信(ストリーミング)分野においてきわめて大きな影響を持つものと期待されています。

なお、11月27日(火)~30日(金)にわたって、東京ビッグサイト有明・東京国際展示場(東展示棟)で開催される「第23回 INCHEM TOKYO 2001」にTECは「プロセス産業のためのITソリューション "Cyber & Real"」 をテーマとして出展予定〔東6ホール ブースNO.24-6〕であり、本商品に関するデモ展示を行なう予定です。

<Streambox社の概要>
会社名:Streambox Inc.
社長:Bob Hildeman
本社所在地:suite 201, 55 bell street, Seattle WA 98121, U.S.A.
主要事業内容:ブロードバンド・メディア配信ソリューション・プロバイダー
従業員数:約25名

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