DX-PLANTDX-PLANT

情報インフラの拡充とともに、あらゆる“もの”が情報の発信を行い、その情報が価値を生み出す“Digital Transformation(DX:デジタル革命)”、いわゆる第4次産業革命と呼ばれる時代を迎え、進んだデジタル情報技術に合わせて人間がその仕事のやり方、考え方を変える段階に入っています。東洋エンジニアリングは、プラントの分野においてIndustrial IoTの技術やビッグデータ(大量のデータ)のAI解析技術などを通じて価値(ソリューション)を提供するDX-PLANT®の開発、運用、展開、深化に取り組み、プラントを保有するお客様の収益向上に貢献していきます。

特徴

DX-PLANT®は、① E:情報統合管理支援サービス ② O:運転支援サービス ③ M:保全支援サービス ④ B:ビジネス支援サービスの4つの分野から構成されるトータルソリューションを提供します。実際のプラントの運転データや検査記録、保全履歴などのビッグデータをもってクラウド上に仮想プラント(Digital Twin)を構築し、このシステムにいつでも、どこでも、どのデバイスからでもアクセスしてデータの共有を可能とし、お客様が保有するプラントの稼働率向上や運転・保全の効率化を実現することができます。

特徴

2019年7月から、東洋エンジニアリング事務所内にDX-PLANT®を活用したモニタリングルームを開設し、大きなモニターで複数の工場の状態を専門家が見る環境を整えました。

特徴

サービス内容

DX-PLANT®で提供されるソリューションサービスは、ビッグデータの収集によりDigital Twinを実現し、各サービスカテゴリーにおいて、お客様の要望に応じ、解決すべき課題を抽出し、提供すべきソリューションを明確にしていきます。また、それらのソリューションは、複数のパートナーやライセンサーが持つソリューションとの組み合わせで生まれ、各社の強みを持ち寄り、より魅力的なソリューションを提供するエコシステム(共生)を目指します。東洋エンジニアリングは、エンジニアリング会社として数多くのプロジェクトの遂行経験を活かし、それらの一つにまとめお客様に提供するトータルソリューションプロバイダーを目指します。

サービス内容

導入事例

東洋エンジニアリングは、肥料プラント向けの “DX-PLANT®/Fertilizer”(デジタルファーティライザー)をインドネシアの国営肥料会社ププク・スリウィジャヤ・パレンバン(プスリ)が南スマトラ州パレンバン地区で操業している日産2,750トンの肥料プラント(2017年に商業運転を開始)に実装し、2017年12月からデータ接続を開始しました。現在、5工場での運用を開始しています。今後は、運転情報の集約とリアルタイムに操業状況を可視化することを主目的とするフェーズ1を完了し、引き続きお客様の様々な課題を解決するための多様なソリューションの提供を目指していきます。

E:情報統合管理支援サービス

建設時のエンジニアリング情報や稼働後の運転保全情報を、一元統合管理情報管理システムを提供することで、お客様が迅速に分析や意思決定を行えるようサポートします。
その際、人間の五感に訴え、直感的に容易に情報を入手できるユーザーインターフェースを構築します。

*Information Management System
*五感に訴える情報へのアクセス
など

O:運転支援サービス

エンジニアリング会社として培った設計、運転における豊富な知識とビッグデータやAI解析技術を組み合わせハイブリッドモデルを構築し、
日々の運転の状態監視、異常の検知、異常の予知、評価を行い、最終的に運転最適化サービスをリアルタイムに提供します。

*PMOS®(Plant Monitoring & Optimization System)
*RL-Tracker®(エチレン分解炉の運転状態予測及び最適化支援システム)
*ADVIDA®(Advanced Data-driven Visual Indication, Detection and Alert)


M:保全支援サービス

回転機や塔槽類のリアルタイム監視および異常状態の予測により、従来のTBM(時間基準保全)による予防保全から、CBM(状態基準保全)による予知保全を実現し、プラントの信頼度向上と保全費用の削減に貢献します。

*AOCM®(Advanced Online Corrosion Monitoring)
*IDCS® (Image Diagnosis for Corrosion Screening)
*回転機の保全支援サービス など


B:ビジネス支援サービス

企業経営とプラント運営との統合化を確立します。また、全社レベルでのフィードバックをリアルタイムで提供し、お客様が意思決定を迅速に行えるようサポートします。

*DX-PLANT®、APMとERPの統合
*Spare Parts Management System など


DX-PLANT®の展開

複数の工場を保有するお客様とともに、それらを統合管理するデジタルソリューションセンターを設立し、共通の課題を解決する事業運営のための多様なソリューションの提供を目指します。

DX-PLANT®関連カタログ

※DX-PLANT®は東洋エンジニアリング株式会社の日本における登録商標です。
※PMOS®は東洋エンジニアリング株式会社の日本における登録商標です。
※ADVEDA®は東洋エンジニアリング株式会社の日本における登録商標です。
※RL-Tracker®は東洋エンジニアリング株式会社の日本における登録商標です。

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