2001年11月30日

東洋エンジニアリングとハリバートン ケービーアールがアンモニア技術協定を更新
- すでに33年の実績を刻む -

東洋エンジニアリング株式会社(TEC)と米国ハリバートン ケービーアール(KBR)とはKBRアンモニア製造技術のライセンス契約を更新することで合意した。高効率・高品質設計仕様の高級プロセス商品であるKAAP Plus (KBR Advanced Ammonia Process Plus)をはじめとする、KBR保有のすべてのアンモニア製造技術が合意内容に含まれる。両者の協定関係は1968(昭和43年)以来。ハリバートン ケービーアール(旧ケロッグ・ブラウン・アンド・ルート)はハリバートン・カンパニーのエンジニアリング・建設部門で石油・エネルギー業界向け製品・サービスの世界最大手。

「KBRはTECとの33年来の協力関係のおかげで、世界の厳しいアンモニア技術市場のリーダーとなりえた。」とKBRのランディ・ハール社長兼CEO(最高経営責任者)は述べている。「今日も、KBRのアンモニア技術が客先に提供している技術はエネルギー原単位、設備投資効率ともに最良で、安全性、信頼性、運転の容易さおよび環境への配慮の面で最高である。」

TECの広瀬俊彦代表取締役社長は「KBRとTECは最先端のアンモニア技術とコスト効率最高のエンジニアリング技術の提供を今後も従来どおり責任を持って全世界規模で続けていく。今回の更新で、客先にはそのことが理解いただける。」と述べた。

これまでにTECが携わってきた、KBR技術起用のプロジェクトは46件。現在進行中のものには、インドネシア・PT・イスカンダル・ムダ社向け日産1,200 トンの新設案件や、サウジアラビア・国営化学肥料会社の日産1,500 トンから1,750トンへの既設増強案件などがある。

ハリバートン ケービーアール(米国テキサス州)はエンジニアリングおよび建設の技術系国際企業であり、公共インフラ、石炭、石油、ガス、化学、エネルギーおよび林産品加工の各業界に幅広い先進的サービスを提供している。

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