東洋エンジニアリングは石油・ガス開発案件について、「開発計画の立案」を起点とし、このプランに基づいての「設備計画」、「設備建設」、「運転管理」その後の「二次、三次回収(攻法)導入計画の立案」から実行へと油田、ガス田のライフサイクルに深く係わる業務をE&Pカンパニー(Exploration & Production、石油開発会社)に提供するアライアンスパートナーです。
これまでに日本国内はもとより中近東、ロシア及びCIS、東南アジアの主要な油田やガス田のオーナーに対してこれらのサービスや実際の設計・調達・建設業務を実行するプロジェクトを遂行しています。
東洋エンジニアリングは、化学プラントや製油所の設計、建設プロジェクトにて培われた概念設計・設備計画の知見、要素技術、設計技術、プロジェクト実行手法を有します。これらに加えて、石油開発技術を20年に渡ってE&Pカンパニーから学び、自社内に蓄積してきました。
この過程で、石油・ガス開発案件について、鉱区権取得から開発計画の作成、油田・ガス田の初期生産を経てEOR(増進回収法)に至るまでの「開発計画の立案」、生産に向けての「概念設計」、「設備計画」を初めとする種々のスタディ・計画業務や二次、三次回収の「攻法導入の計画」を、主要な油田、ガス田の存在する地域にておよそ200件行ってきました。
これらの実績に基づくデータベースを活用し、種々の油田、ガス田開発における多くの問題に対してE&Pカンパニーと共に考え、解決策を見出すという事業を展開しております。対象となる油田、ガス田は陸上のみならず現在では海上にまで広がっており、E&Pカンパニーと共にプロジェクトを実行してバリューを最大化するアライアンスパートナーとして認知されています。