LCC解析

概要

ライフサイクルコスト(LCC)解析とは「製品(設備)の発案から廃棄まで若しくはその一部分の期間に発生するコストの経済性評価」です。東洋エンジニアリングは国際規格や最新の技術動向を踏まえ、設備のLCC定量化⇒最小化を実現します。

特徴

  • 設備寿命を20年とする場合と30年とする場合で各々のライフサイクルコストを見積もりたい。

  • 設備寿命を20年とする場合のライフサイクルコストを最小化したい。

  • ライフサイクルコスト最小の観点で機器購入及び設備投資を行いたい。

といった要求に対応しています。
東洋エンジニアリングは、LCCについて海外の研究機関との共同研究も含めて、常に最新の解析手法の開発・アップデートを行っています。
新設プラントの設計・建設や、既設プラントの更新計画・保全計画の最適化についてLCC解析を適用し、LCC最小化を実現します。

設備のLCC解析の基本プロセス

プロセス1解析目的及び範囲の定義
プロセス2費目の定義
プロセス3システムのモデル化
プロセス4データ収集
プロセス5キャッシュフローの計算
プロセス6評価

これら6つのプロセスを基本とし、解析対象設備の特徴に合わせたLCCの解析を行います。

LCC解析の基本6プロセス

LCC解析の基本6プロセス

費目の洗い出しと信頼性解析をベースとしたリスク評価

LCC解析のポイントの一つは、LCCに算入する費目を適切に決定することです。この決定には、IEC規格などで提唱されているCost Breakdown Structure (CBS)を使うと漏れなく、適切な費目設定が出来るとされています。東洋エンジニアリングはこれらIEC規格の手法に加え、独自のLCC解析実績で得た知見を利用して費目の定義を行います。
またもう一つのポイントはリスクの評価を行うことです。当社は多くの実績で培った信頼性解析手法を適用し、リスク評価を織り込んだLCCの定量化を行います。

CBSに基づくLCCの費目の定義

CBSに基づくLCCの費目の定義

CAPEX最小化から、LCC最小化へ

LCC解析は「意志決定の一つのツールである」と考える事が出来ます。LCCの解析結果の一例は図のような形で表されます。設計代替案は、初期投資(CAPEX)で比較されて選択される場合が多いのですが、LCCは初期投資のみならず、長期的(例えば20年間)に発生する費用を考慮します。設計案A、設計案BをLCCで評価することで、CAPEX最小化からLCC最小化へと意思決定の基準が大きく変わることになります。

LCCの定量化イメージ

LCCの定量化イメージ

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