タタールスタン共和国の製油所近代化プロジェクトを受注2013年3月13日

東洋エンジニアリング株式会社(TOYO、取締役社長 石橋 克基)は、ロシア連邦タタールスタン共和国のTAIFグループの傘下で、ロシア有数の石油精製会社であるTAIF-NK社が、同共和国ニジネカムスク市に計画している製油所近代化プロジェクトの、詳細設計と調達業務を受注しました。本プロジェクトでは、米国KBR社のVCC(Veba Combi Cracker)技術を世界で初めて大型の重質残油分解設備に適用します。本設備は、製油所の減圧蒸留残油を52,000 バレル/日 (270万トン/年)と、減圧蒸留留出油を21,000 バレル/日 (100万トン/年)処理し、高い転換率で高付加価値・高品質の石油製品ならびに石油化学原料を生産するもので、2016年の完成を目指しています。

ロシア政府は、輸出する石油製品の高付加価値化と、国内で使用される自動車燃料の環境基準(ユーロ5)への対応を目標に、現行の重油輸出関税率軽減措置を2015年に廃止することを計画しています。このため国内の製油所は、重質油改質設備の導入が喫緊の課題となっています。

TOYOは、1960年代よりロシア・CIS圏を中心に60以上のプラント建設実績があり、ロシアでの豊富なプロジェクト実績と重質油改質分野での高い技術力が評価されて、今回の受注に至りました。今後も同国におけるエネルギー関連・石油化学関連のプロジェクトに対し積極的に営業活動を展開してまいります。

受注概要

客先 TAIF-NK社(本社:ロシア連邦タタールスタン共和国 ニジネカムスク市)
受注者 東洋エンジニアリング
建設地 ロシア連邦タタールスタン共和国 ニジネカムスク市
設備 重質残油分解設備(VCC:Veba Combi Cracker、米国KBR社技術、 処理量:73,000 バレル/日(370万トン/年))
役務内容 詳細設計、調達
完成予定 2016年

(備考)TAIF-NK社:TAIF グループ傘下の石油精製・石油化学会社で、年間売上規模約39億ドル。原油処理能力800万トン/年の石油精製施設を保有。

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