ロシア連邦ヤロスラブリ製油所近代化プロジェクト受注2001年12月7日

ロシア連邦ヤロスラブリ製油所近代化プロジェクト受注

東洋エンジニアリング株式会社(TEC、取締役社長 広瀬 俊彦)は、ロシア・ヤロスラブリ製油所の近代化プロジェクトに関し、三井物産株式会社ならびに独ティッセン・クルップ社との正式契約を締結した。

本「製油所近代化プロジェクト」案件は、既に報じられた通り、三井物産/ティッセン・クルップ両社のコンソーシアムが、ロシアのヤロスラブネフテオルグシンテツ社と契約を締結したもの。同契約には国際協力銀行の輸出金融の適用が決まっていたが、その後のロシア国内での政変、法令改訂等により、ロシア側での手続が大幅に遅れていたが、本年8月に契約発効となった。TECは本輸出商談の交渉過程で、両社コンソーシアムへの技術面での支援を行なってきた経緯があり、今般、同契約の主要設備につき両社からの下請け受注となった。

今回の受注の概要は以下の通り。

1) 最終需要者:
ロシア・ヤロスラブネフテオルグシンテツ社
ヤロスラブリ製油所(モスクワの北東280 キロメートル)
2)受注設備:
ビスブレーキング設備(年1.5百万 トン処理)ならびに
ハイドロクラッキング設備(年2.1百万 トン処理)の設計、機器資材供給
3)受注金額:
約200億円
4)契約納期:
2003年に機器資材納入、設備の完成は2005年初頭を予定。
5) 役務範囲:
CIP Supply + S/V
6)プロジェクト目的:
ロシア製油所の課題である白油化率向上を目しての重質留分の軽質化。

TECは、旧ソ連時代に肥料プラントを中心に大型案件を連続受注した実績を持つが、ソ連崩壊後、ウズベキスタン等中央アジアでの成約はあるものの、最大市場であるロシアについては、この間の市場経済化に伴う政策・産業界の混乱、また1998年の同国の金融危機もあり、受注は長らく低迷を続けてきたが、ようやく今回の大型受注となった。

TECは、現政権の安定感・一昨年来の油価好転の後押し等により、同国経済が急速に活性化していることから、生産財への投資が本格的に再開されたと見ており、今回の大型案件の受注を機に、同国市場での営業活動をいっそう拡大する方針である。

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