2026年5月20日

東洋エンジニアリング株式会社(代表取締役 取締役社長 CEO 細井 栄治、以下TOYO)は、シンガポールのエネルギー企業であるAster Chemicals and Energy Pte. Ltd.(以下Aster社)より、Asterグループがシンガポール・ブコム島にて推進する既設エチレンプラントにおける2つの改造プロジェクトを受注しました。

Asterは、東南アジアにおいてエネルギー、化学、インフラ分野を手がける統合型企業であり、設備更新やイノベーションへの投資を通じて、エネルギーの安定供給体制の強化に取り組んでいます。


本既設エチレンプラントはTOYOが過去に建設したプラントであり、TOYOの建設経験を踏まえた高い知見が評価され受注に至りました。

 

改造プロジェクト1 :「エチレン冷却ユニット改造プロジェクト」

1つ目は、Aster社より、Aster社の輸出能力倍増計画におけるエチレン冷却ユニットの改造業務を受注しました。
TOYOは、昨年受注した同プロジェクトにおける基本設計 (FEED)業務に引き続き、今回は詳細設計、調達サービス、建設マネジメント(EPsCm*)業務を担当します。
本エチレン冷却ユニット改造プロジェクトは、既設エチレンプラントのエチレン輸出能力を倍増させるものであり、Aster社が目指す東南アジアにおけるシンガポールのエネルギー・石油化学ハブとしての役割を強化する取り組みの一環です。

 

改造プロジェクト2:「ガスタービンユニット統合プロジェクト」

あわせてTOYOは、Aster社の関係会社であるAster Power Pte. Ltd. より、同エチレンプラントのガスタービンユニットの統合プロジェクトを受注しました。
TOYOは、基本設計 (FEED)業務を担当します。本ガスタービンユニット統合プロジェクトは、ガスタービンの高温排気ガスを既設プラントの加熱炉燃焼空気に再利用することで、燃料消費低減を含むプラント全体のエネルギー効率向上を図るものであり、脱炭素社会の実現に向けた大きな貢献が期待されます。TOYOは国内外で同ガスタービン統合技術の導入実績があり、その実績と知見が評価され受注に至りました。


TOYOは、石油化学プラント分野での豊富なプロジェクト経験とグローバルでのマネジメント体制を活かし、成長著しい東南アジア市場の発展に貢献していきます。

 

*Engineering、Procurement service、Construction management
設計を実施するとともに、機器メーカーや工事会社の選定支援、資機材の品質・納期管理、工事の品質・スケジュール管理といった調達・建設段階での実務的な支援を行うサービス。

 

プロジェクト概要

1.「エチレン冷却ユニット改造プロジェクト」

客先

Aster Chemicals and Energy Pte. Ltd. (アスターケミカル)

受注者

東洋エンジニアリング株式会社

建設地

シンガポール ブコム島

対象設備

エチレン冷却ユニット(C2 Chiller Unit)

役務内容

詳細設計、調達サービス、建設マネジメント(EPsCm)

 

2.「ガスタービンユニット統合プロジェクト」

客先

Aster Power Pte. Ltd. (アスターパワー)

受注者

東洋エンジニアリング株式会社

建設地

シンガポール ブコム島

対象設備

ガスタービンユニット

役務内容

基本設計(FEED)

 

TOYOについて

東洋エンジニアリング(TOYO)は1961年創立で、グローバルネットワークを構築し、世界60ヶ国以上のお客様にエンジニアリングサービスの提供とプラント建設を行ってきた総合エンジニアリング会社です。祖業のアンモニア・尿素という化学肥料分野を中心に独自技術を磨き、石油化学、石油・ガス処理、資源開発、発電など、多岐にわたる領域へと事業分野を拡大してきました。また、「エンジニアリングで地球と社会のサステナビリティに貢献する」というミッションを掲げて、持続可能な社会の実現を目指し、環境に配慮したソリューションや最新技術を導入し、脱炭素社会の実現に取り組んでいます。 https://www.toyo-eng.com/jp/ja/

 

Asterについて

Asterは、東南アジアにおけるエネルギー、化学、インフラソリューションの主要プロバイダーであり、国内外のさまざまな製造業に対して製品およびサービスを提供しています。Asterは、Chandra Asri主導のもと、Glencoreとの合弁会社として設立されました。

1992年のChandra Asriグループ設立以来、同グループは着実に成長を遂げ、インドネシアおよびシンガポールに戦略的に配置された資産を基盤として、信頼できる成長パートナーとしての評価を確立しています。

同グループの総資産には、日量30万バレル超の処理能力を有し、現在も設備更新を進めている製油所のほか、ブコム島における年産110万トンのナフサクラッカー、ジュロン島における年産250万トンの下流化学プラント群、さらにチレゴンにおける年産90万トンのナフサクラッカーが含まれます。

また、同社の事業は、エネルギー、電力、水、桟橋、タンクファーム設備などの中核インフラ資産によって支えられています。

詳細は www.aster.com.sg をご覧ください。

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