再生可能燃料分野でVelocysと包括協定書を締結2021年2月9日

東洋エンジニアリング株式会社(TOYO、取締役社長 永松 治夫)は、米国Velocys Inc.(以下Velocys、 Henrik Wareborn, CEO)と、再生可能燃料の製造技術の分野で商業化プロジェクト推進に向けて、包括的業務協力を定める協定書(Collaboration Agreement、以下「包括協定書」)を、本年2月5日、締結いたしました。 この包括協定書は、Velocysの保有技術であるマイクロチャンネル技術によるFT合成(※1)と、TOYOのエンジニアリングを組み合わせ、木質バイオマスや都市ゴミ、産業施設から排出される二酸化炭素などから持続可能な航空燃料(SAF※2)やその他燃料を製造する設備について、協業して案件開拓とプロジェクト実行を推進するものです。
本包括協定により、TOYOは、日本市場におけるVelocys技術の独占実施権を含む協力関係を強化し、また日本国外においても両社は相互に優先的パートナーとして協力を深めてゆくこととなります。
TOYOとVelocysは、2007年のGTL(Gas to Liquid)技術開発における協業以来、長年の関係を持ち、直近では木質系純バイオジェット燃料製造技術の実証事業において協業しております。

関連参照:https://www.toyo-eng.com/jp/ja/company/news/index.php?n=678

Velocysについて
Velocysは、マイクロチャンネルプロセス技術分野における先駆的企業です。Fischer-Tropsch(FT)合成技術に関して反応熱を効率的に除去し反応プロセスを加速させるマイクロチャンネルFT合成技術を保有しています。欧州や米国ではVelocysのマイクロチャンネルFT反応器を採用した商業規模のバイオジェット燃料製造プロジェクトが複数進行しています。

※1: FT(Fischer-Tropsch)合成:合成ガス(一酸化炭素と水素の混合ガス)から触媒を用いて液状炭化水素を合成する技術
※2: SAF:Sustainable Aviation Fuel(原材料の生産・収集から燃焼までの過程で、CO2の排出量が少ない持続可能な供給源から製造される航空燃料)

FT合成による再生可能燃料の製造プロセス

VelocysのマイクロチャンネルFT合成技術

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