大前提は、
安全かつ環境負荷の少ない
プラント運営。

HSE設計 芝﨑 和生

HSE
設計

芝﨑 和生

HSEエンジニアリング部
2008年入社 専攻:化学

仕事内容
防消火設備の設計・備え付け
化学プラントの持つ危険性を定性的・定量的に評価

私のやりがい

TVや新聞等のメディアで大々的に取り上げられている通り、年に何度かは化学プラントで事故が起きています。
可燃性物質や毒性物質などの危険物質を製造・貯蔵する化学プラントでの事故の予防と事故が発生したときの被害の局限化などが求められています。
私の所属するHSEエンジニアリング部(*)には主に二つのチームがあり、一つは爆発火災事故の影響を最小限にとどめるための防消火設備の設計・備え付けを行うFFチーム、化学プラントの持つ危険性を定性的・定量的に評価するDesign HSEチームです。
私が所属するDesign HSEチームの業務では、各部署の設計に対しHSEの観点から評価する、横断的な視点が求められています。
* HSEはHealth、Safety、Environmentの頭文字をとったもので、労働衛生安全・事故などによる突発的な危険・環境への負荷への対策を講じることを目的とした部です。

Design HSEでは、大学の講義や研究室で学んだことのみならず、幅広い知識や経験が必要とされています。
むしろ大学で学んだ専門知識以外の知識の方が求められることが多いと思います。
たとえば、化学プラントの危険性を定量的に評価するための影響解析では、化学物質の性質や物理化学の基礎的についての知識などが欠かせません。
ほかにも信頼性解析を行う際は確率計算の基礎的な知識が必要とされています。

仕事風景

私の目標

化学プラントで可燃性・毒性物質が漏洩したときの影響を解析することが多く、このような影響解析の専門家となるべく、切磋琢磨しています。

一番思い出に残っている出来事

海外の顧客を相手にHSE関連の講義を行うために出張したのが忘れられません。
Design HSEでの解析を一通り経験した後でしたので、自身の知識を再確認する目的も兼ねて挑みました。ところが資料を作ってみて、全然理解ができていないことに気がつきました。自分の言葉になっていないことを説明するのは危険ですので、資料作りと勉強の両方を進めながら準備をしました。その努力の甲斐もあってか、円満に講義を終わらせることができました。
人に教えると自身の成長にもつながると言われていますが、まさにその通りの経験をすることができました。

OFFの過ごし方

時間があれば映画を見ています。週に一度は仕事帰りにレンタルビデオショップに寄って、映画のDVDをまとめて借ります。また月に一度くらいは、仕事帰りに寄って映画を見ます。
様々なジャンルの映画を見ますが、特に1980年代に流行った火薬とガソリン臭のする古き良きアクション映画が好きです。そのため業務でよく行う可燃性ガスの爆発による影響の解析では、映画のクライマックスを見ている感じがします。

OFF写真

学生の皆さんへ

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