エンジニアと営業、
2つの視点で
キャリア形成できる強み。

営業 坂本 元

ソリューション
ビジネス

坂本 元

資源技術本部
2015年入社 専攻:量子プロセス理工学

仕事内容
新規ビジネスの一環として、
「アセットマネジメント事業」を展開中。
技術営業のような立場で商務面、技術面共に対応。

私のやりがい

少しでも業界に興味のある方は、弊社といえばEPCを行うエンジニアリング会社というイメージが強いと思います。その中で、私の所属する資源エネルギー事業本部では、新規ビジネスの一環として、「アセットマネジメント事業」を展開中しています。これは、お客様が有しているアセット、ここでは既に生産を行っている油田に対し、原油の増産、あるいは原油生産量の維持をサービスとして提供し、そのコスト及びFeeを、生産(増産)原油から長期に亘り回収するビジネスモデルです。埋蔵量を含めた総合的なリスク管理、地下と地上双方の知見、運転技術も加えた総合力が必要であり、弊社の地上設備のノウハウに加え、協業先である地下サービス会社や石油会社の油ガス田運営ノウハウ、商社によるファイナンスアレンジ等を組み合わせてプロジェクトを遂行していきます。その中で私の役割として、大きく2つあり、1つは客先あるいはパートナーとの協議や契約・公的機関活用を含めた営業としての役割、もう1つは油田の評価や開発計画の策定などエンジニアとしての役割です。営業とエンジニアを分けること無く、技術営業のような立場で商務面、技術面共に経験できる事が大きなやりがいだと思っています。また、石油会社出身のベテランエンジニアが多数在籍しており、様々な意見や知見に触れることで日々成長できていると思います。

私は、学部時代からエンジニアリング業界に強い興味があり、修士に上がる際に、本業界で役立つ化学工学を専攻として選んだという経緯があります。また、学部生の専攻は資源工学であり、現業務の基礎となる石油工学を学習できていたことはとても有意義であったと感じています。専攻の選択はベストだったと自負しておりますが、学生時代の成績はお世辞にも良いとは言えなかったため、もっと勉強しておけばよかったなと後悔する機会が人より多いと思います。

仕事風景

私の目標

弊社にとって根底にあるのはプロジェクトマネジメント能力であり、それは人と人が関わる業務で必ず役立つものであると考えています。キャリアの何処かでプラント部門を経験し、プロジェクトを通じてその能力を培いたいと思います。そして将来は、お客様も弊社も幸せとなるような案件を創出する立場となりたいと考えており、そのために少し漠然とした言い方になるかもしれませんが、信頼されるエンジニアになりたいと考えています。

一番思い出に残っている出来事

フィージビリティスタディ(プロジェクト実現可能性評価)での業務経験です。プロジェクトエンジニアとして携わった本件では、設計エンジニアに案件や作業依頼を行う他、客先とのミーティングアレンジなど、多くの関係者のもと、多岐にわたる業務を経験しました。自身の理解度が低く曖昧な指示となってしまい、望む成果物を受領できなかった事や客先の要求で度々方針が変更し、エンジニアにやり直しをお願いする事もあり、スムーズに仕事が進まず悩む毎日でした。しかし、プロジェクトマネジメントの難しさを直に知ることができ、そしてそれをたくさん経験されたプロジェクトマネジャーや担当以外の方にも積極的にアドバイスを頂く事で、少しずつハンドリング出来るようになったと思います。また、プロジェクト終了後もエンジニアの方に別件で相談に行きやすくなり、自分の仕事の幅を広げることが出来た=自身の成長と考えています。

OFFの過ごし方

部署内ゴルフコンペをきっかけにゴルフにはまっています。会社帰りや休日などを利用してレッスンに行ったり、コースを回ったりしています。プレー中に色々な話を回るメンバーとできるのが大きな魅力だと思います、ゴルフ場の多い千葉に住まいがあるのもポイントです。また、会社に入ってからサッカー部に所属し、汗を流しています。サッカー未経験の私にも皆さん優しく接してくださり、部署の垣根を超えて何かを取り組める環境があるのは弊社の自慢と言ってもよいのではないかと思います。

OFF写真

学生の皆さんへ

弊社の仕事はたくさんの人と一つの目的に向かって進んでいくというものであり、チーム一人一人が考える事で1+1以上の価値を生み出しているのではないかと思います。みなさんも就職活動の際、社会人になってやってみたいこと、目標にしていることをまずは考え、達成するには何が必要かを自分なりに考え、先輩社員にぶつけてみて下さい。それによって、自分の事をより深く知る事ができると共に、将来弊社で一緒に働く時に必要な事だと思います。就職活動は、心身ともに大変だと思いますが、ぜひこの機会を大切にしてください。