2011年10月31日

東洋エンジニアリング株式会社(TOYO・取締役社長 山田 豊)は、サウジアラビアのAl-Jubail Fertilizer Company(Al-Bayroni)より、同国東部アルジュベイル工業地区で稼働中の日産1,300トン・アンモニア製造設備の省エネ改造プロジェクトを受注しました。

本プロジェクトは、1983年に稼動を開始したアンモニアプラントのエネルギー消費量削減を目的とし、機器の交換・改造工事を行うものです。2011年前半に、省エネ改造計画のコンペティションが実施され、最終的にTOYOの提案、技術力、及びプロジェクト遂行能力が評価され、受注に至りました。本プロジェクトの完成は2013年を予定しています。

アンモニアは肥料の原料として世界的に高い需要が見込まれており、TOYOはこれまでに80件近い同プラント建設の実績があります。また中東地域では、1980年代から石油・ガス関連設備および石油化学プラントを手掛けてきました。これらの経験を活かし、資源が豊富であり今後も活発な投資が期待される中東・アフリカ地域において、より一層のビジネス展開を図ります。

受注概要

客先 Al-Jubail Fertilizer Company(Al-Bayroni)
<Saudi Arabia Basic Industries Corporation (SABIC)とTaiwan Fertilizer Companyの折半出資による合弁会社>
対象設備 日産1,300トン・アンモニア製造設備
目的 エネルギー消費量の削減
建設地 サウジアラビア東部アルジュベイル工業地区
役務内容 詳細設計、機器資材の調達および工事までの一括請負
完成予定 2013年

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