スチレン系樹脂(GPPS, HIPS, SAN, ABS)

概要

東洋エンジニアリングは三井化学株式会社と共同でToyo-Mitsui PSプロセスとしてスチレン系樹脂製造のライセンス活動を進めてきました。 Toyo-Mitsui PSプロセスは、スチレンのみの重合体で非晶性の無色透明の汎用ポリスチレン(GPPS)、GPPSにゴムを加え耐衝撃性を持たせた耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)、スチレンとアクリロニトリル(AN)を共重合させ、耐薬品性を持たせたスチレン・アクリロニトリル共重合樹脂(SAN)、ゴムによる耐衝撃性とANによる耐薬品性の両方を合わせ持ったアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)の全てをカバーしています。

GPPS: 汎用ポリスチレン(General Purpose Polystyrene)
HIPS: 耐衝撃性ポリスチレン(High Impact Polystyrene)
SAN: スチレン・アクリロニトリル共重合樹脂 (Styrene Acrylonitrile Copolymer)
ABS: アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(Acrylonitrile Butadiene Styrene Resin)

60,000 t/y SAN Plant, Zhenjiang GPPC Chemical Corp.(Presently Zhenjiang Chimei Chemical Co., Ltd.) 50,000 t/y GPPS Plant, PJSC
«Nizhnekamskneftekhim»

※ 当社は樹脂を自社製造しておりません。個別の樹脂そのものの商談やサンプル提供のご要望には応じられないこと、ご了承願います。

特徴

Toyo-Mitsui PSプロセスは、熱開始重合、重合度のプロセスコントロールを基本技術とし、特殊設計の反応器及び脱揮槽を用いた連続塊状重合プロセスで、以下の特徴を有します。

  • 簡素なプロセス構成およびコンパクトなプラント・レイアウト
  • 容易な運転および銘柄切替所要時間の短縮化
  • 良好な環境適合性
  • 廃棄物の軽減化
  • 安定運転の実現と適切な緊急対応措置のシステム化
  • 良好な原料原単位および用役原単位

特にABSプロセスはアクリロニトリル等を含有する排水を出さない、他プロセスに比べ地球環境に対応したプロセスです。

Transparent Styrenics Process Scheme (GPPS or SAN)

Rubber Based Styrenics Process Scheme (HIPS or ABS)

製品の品質・特徴

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