アロマティクス

概要

アロマティクス・コンプレックスは、改質ガソリンや分解ガソリンを原料とし、石油化学工業の基礎原料である芳香族炭化水素BTX(ベンゼン・トルエン・キシレン)を分離・製造するプラントです。

特徴

パラキシレン選択分離工程

パラキシレン製造プラントの心臓部、パラキシレン選択分離工程は、現在吸着法が主流です。東洋エンジニアリングは、そのライセンサーであるUOP、AXENSおよび東レのいずれのプロセスについても実績を有しています。一方、C9芳香族を原料としたキシレン製造の不均化プロセスについても、3基の実績を有しています。

アロマティクス・コンプレックスにおける分離工程

アロマティクス・コンプレックスでは、原料ナフサを水素化精製工程にて精製し、接触改質工程にて芳香族に改質されます。その後C7-留分とC8+留分に分離され、C7-留分は熱分解油とともに溶剤抽出工程、BT蒸留分離工程にてベンゼン、トルエンを分離し、トルエンは不均化工程あるいは脱アルキル化工程にてベンゼン、キシレンを製造します。
キシレン精留工程で分離されたキシレンはパラキシレンの選択分離工程にて高純度パラキシレンを分離した後、キシレンの異性化工程にて平衡状態までパラキシレンに転化されキシレン精留工程へ戻されます。オルソキシレンを生産する場合にはオルソキシレン塔を設置して分離します。

アロマティクス・コンプレックス・ブロックフロー図

アロマティクス・コンプレックス・ブロックフロー図

アロマティクス・コンプレックスの建設実績

東洋エンジニアリングは、1975年に日本でアロマティクス・コンプレックスを受注して以来、国内外に10基のアロマティクス・コンプレックスを設計・建設してきました。これまでに建設したパラキシレン製造プラントの設計生産量は4,904,000 t/yで、世界中の製造能力の19%に相当します。

アロマティクスに関するお問い合わせはこちらから承ります。
お問い合わせフォーム