中国向けに大型DMEプラントを受注2006年1月4日

東洋エンジニアリング株式会社(取締役社長山田 豊)は、中国国営石炭会社である寧夏煤業集団有限公司が中国西北部に位置する寧夏回族自治区に新設する、石炭原料で世界最大の年産21万トンの燃料用DME製造設備のライセンス供与と基本設計並びに触媒提供の業務をこのたび受注いたしました。

このプロジェクトは、埋蔵される豊富な石炭を原料に石炭ベースの化学コンビナートを建設する一環であり、生産されるDMEは液化プロパンガスの代替品などとして地元で消費される予定です。
中国では急激な経済成長によるエネルギー需要の増大に対応するために、DMEなどの代替エネルギーの活用を積極的に進めております。世界初の商業規模の燃料用DMEを中国で建設した当社は、この受注を契機に積極的にビジネス展開を図ってまいります。

受注概要

客先 寧夏煤業集団有限公司 (Ningxia Coal Group Co., Ltd.)(注)<本社:寧夏回族自治区・銀川市>
受注者 東洋エンジニアリング
建設地 寧夏回族自治区東部
対象設備 年産21万トンのDME製造設備 <DMEはジメチルエーテルの略。原料は石炭をガス化して製造するメタノール>
ライセンサー 東洋エンジニアリング
役務内容 ライセンス供与、基本設計、触媒供与及び技術サービスの供与
プラントの完成 2007年末を予定
受注の意義
  • 世界で初めて年産1万トンの燃料用DME製造を完工し、引き続き年産11万トンの設備を四川省瀘(ろ)州市で建設中の当社にとって、今回で3基目のDME受注となります。
  • 中国では豊富な石炭をベースとした化学コンビナートの建設が多数計画されており、石炭からクリーンなエネルギーであるDMEを製造することは、石油への依存解消や公害防止の面からも、現代中国社会のニーズに適合したものとして注目されています。
客先の寧夏煤業集団有限公司は、2002年に4鉱山が統合されて設立された国営石炭会社。 14箇所の炭鉱を操業し、従業員5万7千人、年間売上は約35億人民元。客先が保有する埋蔵量約300億トンの高品質石炭を原料に、石炭のガス化による化学コンビナートを建設し、年産80万トンDMEやメタノール経由のプロピレンの製造などを計画中。
本ニュースに関するお問い合わせはこちらから承ります。
お問い合わせフォーム