ブラジル関連会社が洋上原油生産設備を受注2013年5月13日

東洋エンジニアリング株式会社(TOYO、取締役社長 石橋 克基)が出資するブラジル合弁会社のエスタレイロス・ド・ブラジル(EBR)は、このたびブラジル国営石油会社のペトロブラスより、同社子会社のペトロブラス・オランダを通じて浮体式海洋石油生産・貯蔵・積出設備(FPSO)の船上に搭載する洋上原油生産設備(トップサイド)のEPCI*1を受注しました。

P-74と呼ばれる本FPSOは、ペトロブラスが保有するブラジル・リオデジャネイロ沖合のフランコ1鉱区の大水深下プレソルト層(岩塩層下)にある海洋油田の開発に投入されます。本FPSOは2016年に現地に係留され、生産を開始する予定です。

EBRは、2012年5月にTOYOとブラジル大手エンジニアリング会社SOG-オレオ・イ・ガス(SOG)がそれぞれ50%ずつ出資して設立したブラジル法人TSパーティシパソエス(TSPI)の100%子会社であり、主に海洋設備に係るEPCIを実施する事業会社です。ブラジル政府およびペトロブラスが推進する国産化政策に対応すべく、EBRはブラジル最南部のリオグランデドスル州に、トップサイドのモジュール*2組立および船上への据付工事を実施するためのヤード設備を建設中です。

TOYOはブラジルで過去15年間に30件を超えるプロジェクト実績があり、現在は、製油所向けユーティリティー設備、ガス処理プラント等の建設工事を遂行中です。ペトロブラスは2020年までに原油・ガス生産量を現在の日量240万バレルから日量520万バレルに増産する計画があり、海洋資源開発に数多くのFPSOを投入する予定です。TOYOは引き続きブラジルでの事業領域の拡大を図ってまいります。

*1) EPCI:設計/調達/建設/据付(Engineering, Procurement, Construction and Installation)
*2) モジュール:洋上原油生産設備全体を構成する機能別に分割された設備単位で、通常20程度に分割されて個別に地上で組立てられた後、船上に据付けして設備全体として統合される。

受注概要

客先 ペトロブラス・オランダ(Petrobras Netherland B.V.、オランダ法人。ペトロブラス(Petroleo Brasileiro S.A.)の子会社)
受注者 エスタレイロス・ド・ブラジル(Estaleiros do Brasil Ltda.;EBR、ブラジル法人。TOYOの持分法適用会社(出資比率50%)TSPIの100%子会社。主にFPSOなどの海洋設備のEPCを担当)
係留地 ブラジル・フランコ1鉱区(リオデジャネイロ沖合)
対象設備 浮体式海洋石油生産・貯蔵・積出設備(Floating Production Storage and Offloading ; FPSO)トップサイド
設備概要:石油生産設備(日量15万バレル)とガス処理設備(日量7百万立方メートル)
役務内容 FPSOトップサイドの設計、機器資材の調達およびモジュール製作、据付までの一括請負
生産開始 2016年の予定
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