ブラジル製油所向けユーティリティ設備建設工事を受注2012年1月4日

東洋エンジニアリング株式会社(TOYO、取締役社長 山田 豊)は、このたびブラジル国ウテーセー社(UTC Engenharia S.A.)およびオデブレヒト社(Construtora Norberto OdebrechtS.A.)とのコンソーシアムにより、ブラジル国営石油会社(ペトロブラス)が、現在ブラジル・リオデジャネイロ州イタボライに建設中のコンペルジェ石油化学コンビナート内に設置されるユーティリティ設備の建設工事を受注いたしました。プロジェクトのスコープは詳細設計以降のEPC一括請負で、プロジェクトの完成は2014年中を予定しております。

ペトロブラスは本プロジェクトを、ブラジル国内で生産される重質油を原料に、国内で需要が高まっている軽油および石油化学製品の増産を図る重要プロジェクトと位置付けています。これまでのブラジルにおけるプロジェクトでの、TOYOの技術力・遂行能力、現地パートナーとの協力関係が客先の高い信頼性につながり今回の受注に結びつきました。なお今回担当する水処理設備は、当社にとって最大級の設備となり、注力しているインフラ分野での案件拡大につながるプロジェクトです。

TOYOは1996年の流動接触分解設備(FCC)の受注以来、ガス処理設備、パイプライン、重質油処理設備、製油所近代化プロジェクト、浮体式海洋石油生産・貯蔵・積出設備(FPSO)等、ペトロブラス社向けに様々なエネルギー関連の大型プロジェクトを数多く受注しています。その実績を基に今後もペトロブラスが計画しているプロジェクトについて積極的に受注活動を展開していきます。

受注概要

客先 ブラジル石油公社(ペトロブラス)(Petroleo Brasileiro S.A.:PETROBRAS)
受注者 TOYO、UTC Engenharia S.A、Construtora Norberto Odebrecht S.A.
3社によるコンソーシアム
建設地 コンペルジェ石化コンビナート(Complexo Petroquimico Rio de Janeiro:COMPERJ)
リオデジャネイロ州イタボライ市(リオデジャネイロ市郊外)
対象設備 - 原水処理設備<処理能力:2,000m3/hr>
- 廃水処理設備<処理能力:750 m3/hr>
- 電力・蒸気供給設備 <出力 260MW、蒸気量 1,000ton/hr>
役務内容 詳細設計、機器資材の調達および工事までの一括請負、並びに運転助成
原油生産
開始時期
2014年の予定
契約金額 約1,800億円

【コンペルジェ石化コンビナート概要】
リオデジャネイロ市内から約45kmに位置するイタボライ市において、現在ペトロブラスが実施している大型石油化学コンビナート建設プロジェクト。国内で生産される重質油を原料として軽油および石油化学製品を生産する計画。日産16万5千バーレル2系列の製油所とポリオレフィン、アロマティクスを始めとする石油化学製品の製造設備の建設が予定されている。現地ではすでに製油所常圧蒸留設備、減圧蒸留設備等の建設工事が開始されており、2014年より順次稼働を予定している。ブラジルの成長加速計画(PAC)の中でも重要な位置づけにあり、20万人以上の雇用創出が見込まれている。

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